ダックスフンドがヘルニアの時、トイレはどうする?

胴が長くて足が短い、その姿が愛くるしいと人気のダックスフンドですが、その特徴的な体系がもとで、他の犬種にくらべるとヘルニアになりやすい犬種とも言われています。

実際ヘルニアが重症化した症状の中には、下半身の麻痺により歩けなくなってしまい、自力でトイレに行くことも困難になるケースや、さらには、自力排泄ができなくなるケースもあります。

今回は、大切な家族である愛犬が、トイレ介助が必要になった時、飼い主さんはどういう点に気を付けるべきか、どのような介助方法があるのか、ご参考に慣れればと思い、いくつか紹介させていただきます。

 

ダックスフンドがヘルニアの時のトイレは介護用品を使用する。

下半身に麻痺が残ってしまった場合、ワンちゃんが排泄したい気配を見せたとき、抱っこしてトイレまで連れて行ったりバスタオルなどで下半身を上半身と平行になるようにつってあげて、トイレまで連れていくという方法があります。

しかしバスタオルだと、ワンちゃんが違和感を感じてうまく排泄できないこともあります。

また、ダックスフンドは小型中型犬です。大きい子だと体重が10キロを軽くこえる子もいます。

10キロ以上の子を、毎回トイレの度に抱っこしていくのは飼い主さんにとってもかなりの負担になります。

そこで、ハーネスの使用をおすすめします。

介護用ハーネスだと、お散歩しているときの感覚で姿勢が安定して、ワンちゃんも違和感なくトイレを済ませることができます。

小型中型犬用だとだいたい3000円~20000円くらいで購入可能です。

 

ダックスフンドがヘルニアの時のトイレは留守番中はサークルを使用する。

ヘルニアの治療法で一番大事なことは安静にさせることです。

飼い主さんが一緒にいる間は、成犬であれば普段の生活スペースで安静にできれば問題はないのですが、ワンちゃんひとりでお留守番の際は、安全のためにもサークルにいれておくことをおすすめします。

しかし、普段は室内を自由に動けていたのに、急に狭いサークルに入れられると、普段からサークルに慣れていない子だとかなりのストレスがかかってきてしまいます。

できれば、サークル内は広めに、トイレ2個とベッド1個を置いて、余裕がでるくらいのスペースを確保してあげましょう。

床は歩く時の足腰への負担がかからないよう、コルクボードややわらかいクッション素材のマットをしいて、その上に全体的にペットシーツをしいてあげるとよいでしょう。

サークル内が排泄物で汚れてもシーツを交換することで掃除の負担が軽減できます。

ペット用おむつも、飼い主さんの留守中には役立ちます。

ただ、ワンちゃんへのストレスにならないよう、おむつになれるまでは、飼い主さんがいるときにはかせて、様子をみてから使用しましょう。

男の子だと、おむつに慣れるまでは、マナーベルトにペットシーツをはさんでおむつ替わりにする方法もあります。

 

ダックスフンドがヘルニアの時はトイレの後にお風呂!

おむつを外した後やトイレ後は、どうしても下半身やおなか回りが排泄物で汚れてしまうため、温かいお湯をためて洗ってあげましょう。

患部を温めてあげることで温浴効果も期待できます。また、おなか回りなど、皮膚を清潔に保つことがおむつかぶれや皮膚病予防にもつながります。

 

ダックスフンドがヘルニアで自力でトイレが困難な場合は?

ヘルニアになってしまったワンちゃんの中には、麻痺が進行して、自力で排尿することができない子もいます。

尿が体内にたまってしまうと、腎臓に負担がかかり、尿毒症など他の病気を引き起こす要因となってきます。

1日でも最低2回の排尿は必要です。飼い主さんにできることとして、「圧迫排尿」があります。

犬の膀胱は後ろ足の付け根から骨盤の中にあります。

尿がたまると、手で押したとき水風船のようなものがさわられます。

そこを指や手で押して排尿させるのが、「圧迫排尿」のやり方です。

膀胱の位置や排泄の際の力の入れ方など、強すぎると膀胱が破裂したりする場合もあるので、必ず慣れるまでは、病院の獣医師の指導の下で行うようにしましょう。

排便は、おなかや肛門まわりをマッサージしたり、ハーネスでつって、下半身に刺激を与えることで自然に排泄をうながすことができますが、普段より運動量もおちて力もない分、便秘になることもあります。

排便は食事量にもよりますが、1日1回が理想です。

便の量が少ない、かたい、1~2日排便がないといった場合はすぐに病院へ行きましょう。

食事のフードも、普段のものから、消化の良いもの、整腸剤などが入っているものなどにかえてみるのも便秘予防によいでしょう。

 

ダックスフンドがヘルニアの時、トイレはどうする?まとめ

病気になってしまった家族の介護は、これまで元気だった姿を見てきている分、非常につらいものです。

トイレ介助をするうえで1番大切なのは、トイレに間に合わず、粗相してしまっても絶対怒らないことです。

一番つらいのは病気になった愛犬です。

焦らずにゆっくりと、失敗したら「大丈夫だよ」と声をかけてあげて、成功したら「よく頑張ったね!えらかったね!」と、しっかりほめてあげましょう。

わからないことは病院など、まわりと相談しながら、介護用品などもうまく活用して、普段通りの楽しい生活を送ってあげられるような環境つくりが、飼い主さんの一番の役割ともいえるかもしれません。

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